変形性関節症とは軟骨が変性し、骨が変形することで痛みを生じる疾患です。
股関節の発育性の形成不全や加齢によって、軟骨の表面に軽度の磨耗が起こり、軟骨が変性します。軟骨のすり減りが徐々に進み、骨と骨の隙間が減り、関節に炎症反応がひきおこされ、痛みや骨頭・寛骨臼の変形をきたすようになります。国内における有病率は1.0~4.3%、120万~510万人と言われています。また、男性は0~2.0%、女性は2. 0~7.5%で、女性の方がかかりやすい傾向にあります。老化による変形を「一次性変形性股関節症」と呼びますが、わが国では「二次性変形性股関節症」が多く、乳児期の股関節脱臼や寛骨臼形成不全などが原因で発症します。
症状が軽い場合には鎮痛剤や杖、ダイエット、運動療法などを利用して保存的治療を行います。保存的治療を行ったあとも痛みが続く場合は人工股関節置換術(THA)や寛骨臼回転骨切り術(RAO)などの手術加療を行います。
<正常股関節>
<末期変形性股関節>
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小田急線
狛江駅北口より約10分
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