初めまして、あめみやです
日々の診療の中で、もっと骨粗鬆症の治療が広まったらいいのに！と思うことが多いので、今日は骨粗鬆症について書きたいと思います

骨粗鬆症とは

骨強度（密度と質）が低下し、骨折の危険性が大きくなる疾患です

実際、どれくらい多くの方が骨粗鬆症なのでしょう？

日本において、身近？な、よく聞く疾患の患者数は

腎不全　　  　30万人
心不全　　　100万人
脳血管疾患　111万人
糖尿病　　　720万人
高血圧症　 4300万人
です

さて、骨粗鬆症は・・・1280万人！！

多いですね

そのうち治療している方は63万人（＝5%）？！程度のようです

日本人女性の有病率　
50歳代　  7%
60歳代　30%
70歳代　37%
80歳代　42%

と、閉経を期に急増します

なぜ骨粗鬆症を治療しなければならないのでしょうか？

それは「骨折の危険性が高い」からです！！

骨折は、

介護が必要になった原因の第4位！（12.5%）

(1位：認知症　　2位：脳卒中　　3位：老衰)

骨折をしてしまうと、
手術、入院、活動制限・・・など
金銭的にも時間的にも精神的にもつらいことが多いです

歩けなくなってしまう方もいらっしゃいます

骨折しないよう、
健康寿命を伸ばせるよう、
今日も元気に骨粗鬆症を治療していきましょう！

（今後、リスク、検査、治療など骨粗鬆症でシリーズ化していきたいと思います）